R-9 のデザイン適当(^_^;)

R-TYPE刄激rュー

(New:1998/11/30 Update:1999/1/18)

凾買うまで

実は僕は、R-TYPEシリーズそのものについては、特別思い入れがあったわけではありません。 どっちかというと、超高難度・戻り復活・僅かの隙間を塗うように動く、というのが、個人的に性に合いそうになかったというか。
じゃあ、何で今回凵iデルタ)を買ったかというと、まあ、いろいろな思いが合わさって、「買ってみるか。」となったわけで…。
  1. ネットのあちこちで話題になっていた。
    シューティングにはうるさい人たちもかなり良い風に言ってたのと、凾ナ盛り上がっている今この時に自分もその時流にノリたかった事(^_^;)。
  2. 久々に、じっくり遊べそうなゲームかなと思った事。
    最近、難度やゲーム内容等の関係から、長続きしないゲームが多いように感じていたので(自分がやった範囲では)。 R-TYPEは、攻略法を少しずつ発見、組み立てしていく面白さがあると思っていたので、長続きするかなぁと。
  3. MSX 版からの腐れ縁。
    …まぁ、MSX 版はいろんな意味で心に残っちゃいましたし。 そこそこはまりもしましたし(^_^;)。 あれから10年、何故か大阪から石川まで行ってしまった IREM 社が放つものはどんなのかという、何とも言えない興味もありましたし(^_^;;)。
まあ、その他諸々の理由により、「せっかくだから」買ったのでありました(^_^;)。
で、やってみて思った事いろいろ。

グラフィック

グラフィックについては、プレイステーションでポリゴンを含めた表現をしていると聞いて、30fps 以下になっていたり、何よりあの美しくもおどろおどろしいグラフィックが折り紙みたいになってしまっていないかと心配していたのですが、まぁ杞憂に終わってくれてよかったです。
はい、ちゃんと 60fps(一部スロー有り)で動いてくれます。 ポリゴンキャラも、動きが細かいし、まあまあ奇麗だし、半透明処理も美しいしで、セガがソニーに負けた理由の一端を見せられた気がしました(もちろん、人間を含めたソフトの問題が大きいと思うのですが>セガ VS ソニー)。

輝ける星

誰かが、1面開始前のデモ(パイロット名とか出てくるやつ)のことを G ダ●みたいとおっしゃってましたが、ビーバーはオープニングムービーを見てブレイジングスターを思い出してしまいました(^_^;)。

怨念

1面の背景に、「M○X」という看板が見えます。 ○に入る字がはっきり確認出来ないのですが、「I」にも見えるし、「S」にも見えます。 もし後者だとしたら、やはりIREM社にとってMSX版は思い出深い作品だったのではないかと …どのような思い出かは分かりませんけど。 案外、満足してるかもしれんし。

進化? 退化?

  1. 凾ナは元祖とは異なり、壁に当たっても死にませんこれを進化と取るか退化と取るかは人それぞれかもしれませんが。 とりあえずビーバーは、多くの人を受け入れるという点でも、進化と考えております。 ただ、当たっていいものと悪いものの区別が、少しあいまいになりがちなのが、少々辛いかも。 なもんで、ビーバーの心の中では密かに、「疾風魔法大作戦」…もとい、「疾風アールタイプ」と呼んでたりします(^_^;)。
  2. また凾ナは、ボタンで自機の速度調整が出来るようになりました(全4速。デフォルトは2速目)。 これも進化と(以下略)。 ビーバー的には、攻略法作成に「速度調整」が加わって、これはこれで楽しいと思います。 こんなのかわせるかぁ、と思っても、速度を上下させるとすんなり行けるようになったり。 KIDS なら、2速と3速を使い分けるだけでも結構いけると思います。
    あと、イメージファイトみたいに、スピードチェンジで攻撃出来るかどうかは確認していません(おい)。
  3. さらに凾ナは、ボンバーが装備されました(ちょっと違うけど)。 これも進(以下略)
    ただ、このボンバー(正しくは刄Eェポン)はどっちかというと、「シルビャーギャン」のハイパーソードに近いもので(使うのにエネルギー溜めしなければならない、1度使うとまたエネルギー溜めをしなければ使えない)、普通のボンバーみたいに気軽に使えるものではありませんが。 このエネルギー溜め(BEAM チャージとは異なる。フォースを敵に当てたりする)に絡む攻略も楽しそう出来そうですね。
  4. もひとつおまけに、今流行りの撃ち込み点(?)が導入されました。 フォースを硬い敵に当てていると、得点がガンガン入ります。 これ(以下略)。 もう、スコアラーはやるしか!?
    ※電子メールを利用した、ハイスコアコンテストもやってるよ。 詳しくは製品のマニュアルを読もう!

アジアの後はどうなった?

演出で少し気になったのは、エンディングにメッセージ類が全く出てこない事です。
何故かゲームスタート時だけ、アジアがどうこうというメッセージが出てくるんだけど、他にはメッセージらしいものはほとんど出てきません。
なもんで、メッセージを入れるなら入れるでエンディングとかにもメッセージ(オチとか)をつけるか、そもそもメッセージなんか(スタート時のも)入れないかした方がよかったと思います。 この点は中途半端だなぁ。 (もしかするとKIDSでプレイしたからだろうか? → (1999/1/18) HUMANでも同じでした。)

シルビャーギャン

マゾゲーというと、レイディアントシルバーガン(以下「シルビャーギャン」)ってのがあるんですけど、個人的にはシルビャーギャンより凾フ方が好きみたいです。 理由は自分の頭の中でまだはっきりしないんだけども、ただ、シルビャーギャンのときよりはまってますね、自分。

マニュアルにちょっと突っ込み

マニュアルはおおむね普通なんですけど、少しばかし誤字・脱字があるような。
あと、R13のフォースの説明文が、日本語的にちょっとおかしいような。 一瞬、デスクリムゾンのマニュアルのストーリーを思い出してしまったのは内緒です…って、内緒になってませんね(^_^;)。

個人的事情

このページの上にある絵についてですが、実はパイロット名登録のときに、何となく TESSE(ティセ: 対戦格闘ゲーム「わくわく7」に登場する、自動人形<オートマータ>のメイドさん)にしてしまった事に由来しています(^_^;)。 1面スタートする度に、モニタに
PILOT
TESSE
とか表示されます、はずかしー! (あ、エンディングにも出てきたな。) 今になって少し後悔。 でも「せっかくだから」そのままにしております(^_^;)。
今日も「R」のコックピットに座り、バイド帝国を相手に、けなげに闘う TESSE ちゃんでありました…。
(…そうすると、ライトニング波動砲は電子光線か?)

結論

いろいろ書きましたが、結論は「良い」と思います(^_^)。
一時期 IREM 社からゲームが出てなかったり(余計なお世話じゃ(^_^;))、元祖から10年経っていたり(もちろん、その間にもシリーズはいくつか出ているのですが、開発元が元祖から10年ということを強調したがっているみたいなので)、プラットホームがプレステで、しかもポリゴン使ってると聞いていたので、正直結構不安だったのですが、杞憂に終わってくれましたね。 それどころか、相変わらず(それ以上に?)丁寧な作り込みでかつ、長時間楽しく遊べる内容で感動すらしました。
グラフィックはちょっとプレステ臭いながらも、動きとか奇麗で良いですし。 ゲームの方も、新しいことも含めて、ちゃんとR-TYPEしてますしね。 「攻略法を少しずつ発見、組み立てしていく面白さ」も健在でしたね。
元祖のファンはもちろん、そうでない方も、間口は少し広がっていると思うので、プレイステーションを持っていれば買ってみてもいいのではないでしょうか。 さぁ、一緒にパターン作りの楽しみと喜びを味わいましょう? 「ここで拡散波動砲を準備して…ここはこの順にクリスタルを取って…ここは2速で慎重にかわして…」みたいなー。
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